8月6日 パクセー・・・シェムリアップ(アンコールワット)

朝5時10分起床。荷物をまとめて、チャンパサックで知り合ったフランス人夫妻と共にトゥクトゥクで空港へ。
いよいよ、ラオスとはお別れ。
相変わらずのどかないい国だったなあ。でもラオスにいる1週間の間、出会った日本人はパクセーからコーン島へツアーで来ていた1人だけ。日本語でしゃべった時間はほんの5分ほどだったので、日本語での会話が恋しかった。

  
パクセーからシェムリアップまでは、久しぶりのラオス航空。↑ラオス航空機内食弁当

約1時間でシェムリアップ着。バイクタクシーでチェンラーゲストハウスにチェックイン。
久しぶりに日本人と話した。昼食後、いよいよ
アンコールワットへ。遠くにアンコールワットの3本の尖塔(本当は5本)が見えた時はけっこう感動した。

    

この尖塔は、見る位置によって見え方が変わっていくように設計されている。とても急な階段を上って第三回廊へ。そして、第三回廊から中央祠堂を望む。塔の真ん中のあたりまでデバダー(女神)が彫り込まれている。こんな大建築物を12世紀に造ったというのがすごい。
昔の人のすごさを感じながら、急な階段をいっぱい上って疲れたので、外の売店へ休憩に出る。売店に近づくと「おにいさん 飲み物どう」と日本語で声がかかる。何か世界的大観光地に来たようだ。

休憩していたらスコールが来て、しばらく雨宿り。そして、再びアンコールワット内へ。今度は上に上がらず、第1回廊のレリーフを見て回る。すると、今度は驚くほど日本からのツアー客がいた。まるで京都か奈良に来たようだ。まだ、比較的ツアー客が少ない時間帯に上の方を回れたのはラッキーだったかも・・・
第一回廊のレリーフは、日本人ツアーの日本語の説明をところどころで聞きながら回った。これだけのものを彫り上げる労力はすごいと思ったが、絵の内容にはもう1つ興味が持てなかった。

アンコールワットを見たあとは、夕日がきれいに見える丘
プノン・バケンへ。日の入りが近づくにつれてプノン・バケンは、人であふれ花火大会のようだった。残念ながらきれいな夕日は見ることができなかった。

  

本日の支出(10000k=約1$ 4000リエル=1$)

トゥクトゥク(パクセー〜空港)5000k  朝食(コーヒー・パンケーキ) 8000k
カンボジアビザ 20$  バイクタクシー(空港〜ゲストハウス)1$
昼食(ヌードルスープ・オレンジシェイク)2$  インターネット 1000リエル
アンコールワット入場3日券 40$  水 2000リエル×2
夕食(エビのガーリックいため・ごはん・アンコールビール)4$  インターネット 1000リエル
缶ビールと水 5400リエル

8月7日 シェムリアップ(バイヨン、王宮、タ・プローム・・・地雷博物館)

9時から遺跡巡りに出発。まずは、アンコールワットの前を通り過ぎて
バイヨンへ。

バイヨンは、12世紀末に建てられた観世音菩薩の四面像で有名な寺院だ。この日は、とても暑かった。回っている途中で汗だくになり、熱中症になるのではと思った。途中で休みながらゆっくり回った。しかし、王宮のあたりでもう限界。茶店に入り冷たい物を飲んでゆっくり休憩した。

  

疲れが吹っ飛んだのは、楽しみにしていたタ・プローム。緑が多く涼しいし、何よりも遺跡の上に生えた木(スポアン)のパワーがもらえるような気がした。とても落ち着ける遺跡だった。人も比較的少なく、ひっそりしている。こけむして、崩れ果てた雰囲気がよかった。

    

すごい!植物のパワー
タ・プロームでは、ポリスマンがずっと案内してくれた。そのため、見所を効率的に廻ることができた。でも、自分のペースでゆっくりしたいなあとも思った。そのため、翌日もう1度訪れることに・・・

とても暑くて疲れたので、本日の遺跡巡りは1時半で終了。一旦ゲストハウスに戻って休憩後、地雷博物館に行くことにした。

    


ここには館長のアキ・ラー氏が撤去した地雷が展示されている。庭には撤去された地雷が山のようにあった。また、実際に地雷が埋められているように展示されている所もあった。カンボジアにはまだ多くの地雷が埋められたまま残っている。人間のおろかさ、そして人の命を何とも思わなくなる戦争の恐ろしさを改めて感じた。詳しくは地雷博物館のホームページへ。

本日の支出   
朝食(コンビニでコーヒー・ホットドッグ・菓子パン)40B トイレ2000リエル(高!)
ファンタ 2000リエル  昼食(バナナ)1000リエル (パン2個、缶コーヒー、飲み物)150B
Tシャツ 3$ 本 3$ 寄付 1$ 夕食(おかゆ)1500リエル たばこ 1$ ビール3本 6000リエル

ゲストハウスのレストランでアジアカップ決勝を見る。日本人、カンボジア人いっしょに盛り上がった。